節約できる家計簿のコツ

わたしが家計簿をつけ始めたのは20歳のころ。それからずっと家計簿をつけ続けています。
でも、全然節約もできないし貯金もできませんでした。
こんなに必死に家計簿書いてるのになんで貯金ができないの!?今度こそ絶対貯金する!!と心を入れ替えたのが3年前。
ようやく節約につながる家計簿のコツを見つけました。
もくじ
「ズボラ家計簿」は上級者向けだった!
そもそもなんで家計簿をつけても何も改善しなかったのでしょうか。
それはわたしが「ズボラ家計簿」ばっかり選んでいたからです。
家計管理が苦手だから簡単にできる家計簿を選んでいたのですよね。それが大きな間違いだったのです。
ズボラ家計簿タイプ1
ズボラ家計簿って大きく分けて2種類あります。
袋わけ家計簿のように予算を決めてそれ以上使わないようにするタイプ。
こちらは家計管理が苦手でも実現可能な家計管理術です。短いスパンでやりくりをすることで予算内に収めます。
でもこれってもともとやりくりがちっともできない人間には効果なし。翌週の予算を使い込んで終わりですね。
ズボラ家計簿タイプ2
もうひとつが、家計簿に記入する手間を省いて時短を目指すタイプ。
こちらは記録するだけ。記録してやったつもりになってしまう危険なパターン。
集めたデータをどう扱うかは自分次第なので、家計管理が苦手な人が本来一番覚えなくてはならない家計管理を覚えることはできません。
ズボラ家計簿では家計管理を覚えられないのだ
わたしはズボラ家計簿の本を何冊も読んできました。多くの本は家計簿をつける技術は教えていますが、管理する技術は教えていませんでした。
けど家計管理なんだから、管理する技術を覚えなくてはいけませんよね。
家計簿は問題を見つけるための補助ツールです
家計簿はあくまでも補助ツールです。
家計簿をつけただけで貯金できました!っていうのはもともと家計管理の素地を持っていた人でしょう。
家計簿をつけるだけで貯金はできません。
家計の問題を見つけて解決していくのが家計管理です。
猿でもわかるような家計簿にするのだよ
家計管理するための家計簿だから問題がパッと一目でわかるようにしなくてはなりません。
問題点を見つけたいのに、複雑すぎて大変!となっては家計簿の意味がありません。
とは言っても、「すべての購入履歴を残さなくていいよ」と言っているわけではありません。
大切なのは「問題を見つけやすい家計簿を作ること」であり、その下準備のために必要な作業ならいくら大変でもやった方が良いです。
もしも問題がわかりやすいのであればアプリで自動集計してもいいと思いますし、レシートを貼るだけでもいいと思います。
わたしはデータの整形がしやすいようにスプレッドシートに打ち込んでいます。
家計簿で大切なのは、問題点の探しやすさ
家計簿で大切なのは問題点の探しやすさです。
問題点がぱっと見でわかるから、家計簿をつけただけで「無意識に問題点を見つけて改善して」貯金ができるようになるというわけ。
わたしがずっと家計簿をつけていたのに貯金ができなかった理由は、問題点を見つけにくかったからですね。
袋分けは自分の生活費も知らないまま根拠のない「1万円」で暮らそうとして失敗。
アプリやレシートを貼る手間なし家計簿では問題点がわからず。
今は問題点洗い出しに特化した自作の家計簿で順調に赤字をなくすことができました。
もしも家計簿をつけているのに節約できなくて悩んでいたら、問題点の洗い出しに注意して家計簿を記録してみてくださいね。
あなたにオススメの記事