自分にお金を使うと、他人にも使えるようになる

私はずっとケチな割にお金が貯まらない人間でした。
出産祝いだのお土産だの、他人にお金を使うのが大嫌いで1円も使いたくなかったです。遠方から来てくれる友人へのお土産も値段だけで選ぶようなみっともない人間でした。
ところが最近、気持ちよくお土産を渡せるようになってきたので、そうなった経緯を書いてみようかなと思います。
もくじ
変わるまでの経緯
断捨離と男捨離をしていたら、ある日自分を大切にしようと思いました。
そこでやったのが自分の家を居心地よくすること。そうして気持ちよく過ごしていたら、今度は自分の周りの不快を取り除こうと思いました。
そしてちょっとしたことですぐに病院に行くようになりました。
ちょっと膝が痛いとか、かかとがガサガサしすぎて痛いとか、耳がかゆいとか、そういう些細なことですぐ病院に行きました。
居心地の良い空間を作ることや病院に行くことは、お金がもったいないからと今までやったことのないお金の使い方です。
自分へのお金の使い方が変わった
見栄や付き合いのためにイヤイヤお金を使うのをやめました。断ってもしつこく誘ってくる人とは縁を切りましたし、行動も変えて飲み会に誘われる前に帰るとか、とにかく自分の感情優先で動くようにしていました。
これは断捨離と掃除で得た感覚で「自分を居心地の良い空間に置く」というのをお金の使い方でも実践したんだと思いますが、自分の居心地の良さにお金をかけるようになったら、友人にお金を使うことへの不快感がいつの間にか消えていたのです。
今までなら絶対に「ここは出すよ」なんて言葉口が裂けても言わなかったけど、「ここは出すよ」とさらりと口に出していた自分に驚きました。
自分のことをちょっと好きになれた
私は、どうでも良いことにはお金をたくさん使うのに大好きな友人や家族のためにお金を気持ちよく使えないケチな自分が大嫌いでした。
かといってお土産やプレゼントを買うのも「お金ないのになんで他人に使わなきゃいけないの」なんて思って嫌な気分になっていました。
でも「せっかくきたんだからこれ持って行ってよ」と値段は見ずに商品だけ見て選んだ素敵なお土産を渡したりすることが全然嫌じゃない自分になって、そうしたらなんか「ケチな自分が嫌だな」と思わなくなったので、自分の嫌いな要素がひとつ減りました。
その買い物は感謝の気持ちから来ていて見栄や義理の買い物ではないのが大きな違いかなと思います。
節約とケチは違うんですね
他人にお金を使うのを躊躇わなくなった今の方が結果的に自由になるお金は増えています。居心地の良さを追求した結果、見栄や義理の支出が減ったから収入は増えてないけど余裕が出てきたみたいです。
いくらケチケチしてもお金は増えないんだなと実感する出来事でした。
いつもお金がなくて困ってる人は、まず自分を大切にしてみたら良いんじゃないかなと思いました。
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